外国為替は需給バランスによって、レートが24時間変化しています。
レートの変動に影響を与える要因は何か、それを考えてみましょう。
レートの変動に影響を与える重要な要因のそのひとつが政治です。
その国の政権がどのような為替政策をめざしているかにかかわります。日本経済のあり方は輸出主導であり、国家としても輸出主導のスタンスであり、円安を望む姿勢がはっきりあらわれています。
アメリカでは大統領が変わるたびに為替政策が変化することが多いようです。アメリカの財務長官の為替政策における発言は市場に強く影響します。1994年にはアメリカが抱える巨額の貿易赤字を減らすため、日本に対して貿易面での圧力を強め、「ドル安容認」の発言をおこないました。このアナウンスによって、円高ドル安が加速しました。
為替政策が変わり、その後は一転してドル高になっています。これ以降は強いドルを維持しながら、双子の赤字をコントロールしようとしているようです。しかし、2007年のサブプライム問題により、状況は一変しました。現在、為替のコントロールはきわめてむずかしい状況になっていると思われます。
ヨーロッパでは為替レートの変動は、市場に任せるという傾向にあり、政治的な要因は少ないようです。
つまり、アメリカの政策が、世界中の為替に影響を与えていますので、これは無視できない要素です。
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